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執筆者の写真渡辺仁史

青色

青い海、青い空と言うものの、それって一体何色?


石垣島 / 川平湾遠景

そこで、まず日本の伝統色465色にはどのような色名があるのか「和色大辞典」を調べてみると、実にたくさんの「青」の名前のつく色があることがわかる。日本で最初に示された「青」といえば染色に用いられたツユクサで「露草色(#38a1db)」が存在する。


自分が知っている名前は6つしかなかったので、実際にその色を確かめてみると、なんとなく印象と違う。水色、空色、青色、群青色、紺碧色、藍色と多分薄い色から濃い色へと並べてみた。


私が知っている「青」い色

この和色で海の色や空の色を表現するのは違和感があるので、和色大辞典ではなくてJISで決められている「青」をみてみたら、もっとくすんでいた。この違和感は液晶画面、つまり光の3原色で構成されている色を見ているからなのかなと思って、光の原色の「青」をみると、これが最も私が思っている「青」色を代表するものだった。英語のblueやブルーもそれぞれ「青」のコードが決まっていて、実に多彩な表現があることがわかる。海の色を表現するのによくエメラルドグリーンと呼ぶことがあるけれど、青い海の色とは程遠い「緑」色だった。最も緑から紫までは、昔はほぼ「青」と称していたらしい。信号機の緑色も「青」と呼ばれている。


「青」には多様なイメージがある

石垣島では航空会社は「青」といえばANAグループ、「赤」といえばJALグループのこと。こんな風に会社のイメージと色とは深いつながりがあることもわかる。私にとっての大切な「青」は、Apple社を窮地から救った最初のiMacのボンダイブルーで、オーストラリアのボンダイビーチの青い色にちなんで付けられたということです。

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